*Kstyle OSEN |2014年08月25日17時52分 韓国芸能界にも広がるアイス・バケツ・チャレンジ…肯定的な効果 vs 論争の対象 先週1週間の芸能界は“アイス・バケツ・チャレンジ”の話題でもちきりだった。たくさんの人が氷水を浴びてキャンペーンに参加し、関連記事も続出した。活動休止中のスターたちを呼び出したり、彼らの人脈マップが公開される(もちろん、次の参加者を人脈だけで指名するわけではない)付加的な面白さもあった。ほとんどは、この特別な寄付ショーを肯定的な方向として受け止めているが、一部では宣伝目的で利用する等、論争の対象にもなった。 芸能界に流行のように広がっているアイス・バケツ・チャレンジは、肯定的な効果だろうか、論争の対象だろうか。 アイス・バケツ・チャレンジとは、ALS(Amyotrophic lateral sclerosis)協会で、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の治療法を開発し、患者たちを助けることを目的に始めたキャンペーンで、イベントへの参加を指名された者は、指名されて24時間以内に氷水をかぶるか、100ドルを寄付するというもの。 韓国では、歌手SEANを始めに、俳優チョ・インソンのアイス・バケツ・チャレンジの映像が公開され、ブームを巻き起こしている。良い趣旨であるだけにたくさんの芸能人とスポーツ選手がキャンペーンに参加し、連日ポータルサイトのトップを飾るほど大きなイシューになった。 そのため「キャンペーンを宣伝目的で利用しているのではないか」という論争が起き始めた。たくさんのスターの事務所で、所属芸能人のキャンペーン参加を知らせる報道資料を配布していることは事実だ。 俳優イ・キョンは21日午後、自身のTwitterに「流行のようにアイス・バケツ・チャレンジの動画が上がってくる。その気持ちは分かるけれど、ALSについて知ってはいるんだろうか。冷たい氷水に触れた時のように筋肉が縮む苦痛を描写したものなのに、みんなあまりにも楽しんでいるようだ」というコメントを掲載したあとに削除した。アイス・バケツ・チャレンジの本質は消え、単純なイベントとして広がることを懸念した発言だったのだ。 実際に、一部のスターたちは良い趣旨に参加しようとキャンペーンを行ったが、宣伝だという論争の対象になった。映像を公開しながら、進行中の番組(あるいはリリース予定のアルバム、公開を控えた映画)に言及したため誤解を招いたのだ。実際にアイス・バケツ・チャレンジへの参加に関する報道資料を送り、そのスターの芸能活動について補足する宣伝コメントも少なくない。 しかし、このキャンペーンによってALSに対する関心を喚起させたという肯定的な面を持っていることは事実だ。また、長いブランク中の俳優ウォンビンとコ・ヒョンジョン、パク・シニャン等の近況を伺えるシーンが相次ぎ、アイス・バケツ・チャレンジそのものに対する関心も高まった。もちろん、ただ面白いと受け流すキャンペーンではないが、これをきっかけにALSに対する関心が高まったことは否めない。 また、たくさんのスターが氷水シャワーとともに寄付にも参加しており、さらに視線を集めている。BIGBANGのG-DRAGONは18日、彼の27歳の誕生日を迎え、スンイル希望財団にALS療養病院設立のための基金として8180万ウォン(約833万円)を寄付し、歌手RAIN(ピ)もALS治療新薬を開発するための研究に1億ウォン(約1019万円)を寄付することにした。ALS闘病中の所属事務所代表で彼をデビューさせてくれたCUBEエンターテインメントのホン・スンソン会長のためだ。俳優チョン・ウソンとユ・アインも撮影スケジュールのため氷水シャワーに参加できない代わりに寄付を選んだ。また、多くのスターが挑戦のショーとともに寄付を並行している。楽しくキャンペーンに参加しながらもALSへの喚起や患者への関心を願っている。 それにもかかわらず、論争になった一部の参加者のため真心を込めた他の参加者の気持ちまで誤解して、論争だと見るには惜しい現象であることには間違いない。 元記事配信日時 : 2014年08月24日10時39分 記者 : ソン・ミギョン
by joonkoala
| 2014-08-26 05:15
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