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スポーツ報知3/31☆「スポーツ書籍の聖地」復活




*スポーツ報知    2012年3月31日06時03分
「スポーツ書籍の聖地」復活

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頼むぞ、巨人! 気合を入れる原沢店長(右)と岡野副店長


 球春到来―。プロ野球のセ・パ両リーグが30日、同時開幕した。巨人の本拠地・東京ドームシティ内には、“新名所”となりそうな「オークスブックセンター東京ドームシティ店」がオープン。スポーツ関連書籍の聖地として知られ、東日本大震災の影響を受けて1月に閉店した「山下書店東京ドーム店」の後継店だ。新スタッフは巨人軍の日本一を願いながら「たくさんの人にドームに遊びに来てほしい」と話している。

 ユニホーム姿のG党が行き交った、30日の東京ドームシティ。JR水道橋駅西口からドームに向かう途中にある「オークスブックセンター」は、入り口が大きくて明るい店だ。アレ? 以前は、もう少しディープな感じの店だった気が…。

 そこはかつて「山下書店」があった場所。野球や競馬などのスポーツ関連書籍で、コアなファンを獲得していた。加えてドームのイベントに合わせ、店先のラインアップを変えるのが特徴。格闘技やジャニーズなど、来場するファンの要望に応えてきた。

 この地で約50年。しかし「震災の影響が大きかったですね」と、当時の店長・岡野淳一さん(42)。昨年はプロ野球の開幕が延期され、遊園地(東京ドームシティアトラクションズ)も事故の影響で休園。書店の、3~5月の売り上げは、前年比50%減となり、今年1月29日、力尽きた。

 しかし、常連客の惜しむ声は強く、別会社の下での再スタートを模索。新店長には「巨人の原沢代表とは無関係です。たぶん…」と言う原沢康幸さん(48)を迎え、今月2日にオープン。岡野さんは副店長に就任した。「女性も入りやすいように」と店の雰囲気は変えたが、マニア心に応える品ぞろえはそのままだ。

 「山下―」時代の最高売り上げは、アントニオ猪木が引退した98年4月4日の1000万円。近年の“テッパン”は、ペ・ヨンジュンら韓流スターや嵐だという。それでも「頼れるのはやっぱり、巨人です」(原沢さん)。

 試合に負けた日は「書籍も見たくない」というのがG党だとか。広島ファンから完全転向した岡野さんは「杉内に期待しています」。日本一のパレードを眺めて、2人で乾杯するのが夢だという。
by joonkoala | 2012-03-31 18:19 | その他
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