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毎日新聞1/26☆新大久保駅事故:発生10年 韓国人留学生の両親が会見




*毎日新聞   2011年1月26日 16時33分(最終更新 1月26日 20時27分)
新大久保駅事故:発生10年 韓国人留学生の両親が会見


 東京都新宿区のJR山手線新大久保駅で01年、ホームから転落した男性を助けようとした韓国人留学生の李秀賢(イ・スヒョン)さん(当時26歳)とカメラマンの関根史郎さん(同47歳)が亡くなった事故から、26日で丸10年を迎えた。同日午後、李さんを偲(しの)ぶ会が千代田区のホールで開かれ、韓国から訪れた母辛潤賛(シンユンチャン)さん(61)は「日韓の親善が深まるきっかけになったことを誇りに思います」と話した。

 偲ぶ会には岡田克也民主党幹事長ら約300人が出席。俳優のペ・ヨンジュンさんらから花かごが届き、日韓首脳のメッセージが読み上げられた。父盛大(ソンデ)さん(71)は「この10年間は本当に早く過ぎ去った」と振り返り、「関根さんの人間愛が存在したことも忘れないでください」と述べた。両親は事故発生時刻と同じ午後7時15分ごろ、現場の新大久保駅を訪れて献花し、手を合わせた。

 李さんの両親は02年、集まった見舞金を提供し、留学生支援のため「エルエスエイチアジア奨学会」が設立された。これまでに奨学金を贈った留学生は中韓やベトナムなど16の国・地域の485人に上る。偲ぶ会の公式開催は今年を一区切りとするが、両親は今後も奨学金授与式には参加する予定という。【池田知広】
by joonkoala | 2011-01-27 17:08 | その他
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