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マイコミジャーナル1/4☆[福山雅治]自分の楽園は「仕事」 自然ドキュメンタリーで動物の楽園へ




*マイコミジャーナル  2011/01/04
[福山雅治]自分の楽園は「仕事」 自然ドキュメンタリーで動物の楽園へ


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「ホットスポット 最後の楽園」の1シーン=NHK提供


 俳優の福山雅治さん(41)が出演するNHKスペシャルの自然ドキュメンタリーシリーズ「ホットスポット 最後の楽園」が10日から放送される。10年10月中旬から約1カ月にわたって、ブラジルとマダガスカルを訪れ、シリーズ全6回のナレーションを務める福山さんに、現地での様子などを聞いた。(毎日新聞デジタル)

 番組は、絶滅が危ぶまれている生物がすむ「ホットスポット」で、3年の歳月をかけてとらえた光景を紹介するドキュメンタリー。マダガスカルとブラジルのほか、ニュージーランド、オーストラリア、アフリカ、日本のホットスポットで撮影が行われた。NHKと米、仏、ニュージーランドのテレビ局の共同制作で、世界70カ国での放送が決定している。

 撮影には、最先端のハイビジョン特撮機器や最新CG技術を使用。暗闇でもハイビジョンで撮影できるカメラや、水中リモコンカメラ、1秒間に2000コマ撮影できるハイスピードカメラなどで“幻の動物”といわれる肉食獣フォッサの繁殖行動や、3億年以上前から存在するシロアリのアリ塚が光る様子をとらえた。VFXやCGは映画「アバター」などを手がけたニュージーランドの「Weta」が担当した。

 福山さんは今回がほぼ初めてのナレーションで「経験がなかったのでどうなることかと思っていた」と不安があったようだが、無事に終えて「しゃべることに関してはもう20年間ラジオを続けているので、それがベースになっているのかな。ノリノリでナレーションを入れてきました。(評判が)よかったら、味をしめてその分野にも進出していこうかな」と満足そうに語った。

 福山さんが旅先で最も感動したというのはブラジル・セラードの国立公園にある“光るアリ塚”。「シロアリが作るアリ塚にフクロウ、オオアリクイなどが関係している。すべてがつながっていて連鎖していて共存している。誰がこんなシステムを作ったんだろうというぐらいすべてが必然でつながっている。そこで僕ら人間はどういう必然性があるのかと考えてしまった。大きな感動がたくさんありました」と振り返った。ブラジル、マダガスカルには今回、初めて行ったという。

 旅先でインドリ、カメレオン、ヘラオヤモリ、アイアイなどさまざまな動物を目の当たりにしたといい、「(甲虫の)ジラフビートルに威嚇されました。ちっちゃいんですけど、葉っぱの上につがいでいて、メスは逃げるけどオスはメスを守るために立ちはだかる。『こいつ頑張ってるなー』と思って近くに寄ったら羽を広げてガッと来て、ビビって僕は逃げました。あんなに小さいのに腹をくくってこられると……。あの瞬間、僕より大きく見えました」と苦笑いし、「(映像に)すごく僕の弱い部分が見えています」と福山さんの違った一面が見られることを明かした。

 また今回訪れた場所を「動物、植物にとっては楽園。でもそこが人が生きられる場所ではなく過酷な場所」と話し、「人間と動物は狭い範囲には共存し得ないかもしれないけど、地球という大きな尺度で見れば共存できる」とコメント。「昔は日本でも川で洗濯をしていた。(環境への影響を)知らないことが問題」と話し、番組をきっかけに視聴者が「近所の海、山、川、国立公園などに行ってみて、そのときに『気持ちいいな』とか感情や感覚が起こったら、そこから何かが始まるのかな。好きになったら知ろうとするし、守ろうとするから」と期待していた。

 「最近、命の連鎖を考えるようになってきた」という福山さん。そのきっかけを聞くと「年齢じゃないですか。種の保存ですかね。『そろそろ結婚してほしい芸能人』にも選ばれちゃうし」と笑い、「個人的にはばあさんが亡くなって、母親も年をとってきて、僕も年をとってきて。兄貴は家族を持って……。オレはいいのかなって、そういうこともあります。(今回の旅で)アリ塚を見ても共存と共栄があって、このアリ塚があるから生きていける生き物がいる。そういうのを見てだと思う」と分析。自分にとっての楽園は「今は仕事が楽しいと思えるときが楽園。あとは終わっておいしいお酒を飲んでいるとき」と笑顔を見せた。

<プロフィル>

 ふくやま・まさはる。69年2月6日長崎県生まれ。93年「ひとつ屋根の下」の“チイ兄ちゃん”役で人気を博し、95年の「いつかまた逢える」、07年の「ガリレオ」(いずれもフジテレビ系)などで主演。10年は大河ドラマ「龍馬伝」で主演し、坂本龍馬を演じた。シンガー・ソングライターとしても人気で、94年の「IT'S ONLY LOVE」、95年の「HELLO」はミリオンセラー、00年の「桜坂」は250万枚のヒットとなり、11年はソロ歌手として最大の60万人動員(17都市46公演)のアリーナツアーを開催する。
by joonkoala | 2011-01-04 08:03 | その他
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