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朝鮮日報11/20☆障害者をスターに育てる芸能プロダクション登場



*朝鮮日報  2010/11/20 10:18:44
障害者をスターに育てる芸能プロダクション登場


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 今年10月4日、ソウル市広津区のナル・アートセンターで、障害を持つ芸術家たちが参加するコンサートが開催された。4本の指で爆発的な演奏を披露したピアニストのイ・ヒアさん、小児まひを克服し、世界的なテナー歌手となったチェ・スンウォンさんなど、障害を抱えた芸術家たちが次々と舞台に上がった。

 舞台裏の楽屋では、視覚障害者のユ・ヒジョンさん(18)が落ち着かない様子でクラシックギターを手にしていた。数千回以上も練習したが、もしかして失敗しないだろうかと心配し、口がからからに乾いた。舞台に上がったユさんは、ショパンの「ノクターン」など2曲を演奏した。余計なテクニックのない素朴な音が聴衆の心に触れ、割れるような拍手が鳴り響いた。デビュー舞台を成功させたユさんの顔に、ようやく笑顔が浮かんだ。

 この日のコンサートは、障害を持つ芸術家専門の芸能プロダクション「デザイン・マイ・ラブ」が企画した。ユさんは、このプロダクションがデビューさせたアーティスト第1号だ。

 同社が行っているのは、普通の芸能プロダクションと同じだ。障害を持つ無名の芸術家を発掘しデビューさせ、公演日程を決め、出演料を交渉し、衣装やメークアップなどを支援する。この会社は、障害を持つ芸術家約40人を管理しているが、自分たちが世界初の障害者芸術家専門の芸能プロダクションだと自負している。


金慶和(キム・ギョンファ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
by joonkoala | 2010-11-21 07:46 | 韓国
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