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朝鮮日報7/18☆『冬のソナタ』『美しき日々』… 韓流ドラマ次々ヒット




*朝鮮日報   2010/07/18 11:41:02
『冬のソナタ』『美しき日々』… 韓流ドラマ次々ヒット

【特集】「映像コンテンツ産業」の絶望と希望


 地上波テレビ局が外注制作を本格的に導入するようになったのは、一定の割合で外注制作番組を放送するよう、政府が1991年に義務付けてからだ。だが、実質的には80年代から外注制作が行われていた。

 韓国で初めてドラマの外注制作を試みたのは、84年に設立された「シネテル・ソウル」だ。そして、連続ドラマの本格的な外注制作時代を切り開いたのが、「三和ビデオ・プロダクション」(現「三和ネットワークス」)。90年代以降、中国語圏で爆発的なヒットを呼んだ『銭湯の男たち』をはじめ、『明成皇后』『母さんに角が生えた』などを制作している。

 SBSはKBSやMBCより開局が遅く認知度が低かったが、それをグンと高めた大ヒットドラマ『砂時計』も、外部の人材が中心になって制作された作品だ。キム・ジョンハク・プロデューサーがMBC退職後に脚本家ソン・ジナ氏と組んで作った。キム氏はその後、98年に『キム・ジョンハク・プロダクション』を設立、『美しき日々』『ベートーベン・ウィルス〜愛と情熱のシンフォニー〜 』『太王四神記』など韓流ドラマのヒット作を次々と生み出した。

 90年代以降、韓国のドラマの歴史的なターニングポイントには、いつも制作会社があった。「ヨン様ブーム」を巻き起こし、日本の韓流ブームのきっかけになったドラマ『冬のソナタ』も、新進の制作会社パン・エンターテインメントが2002年に手掛けた作品だ。

 ドラマ市場の拡大に伴い、制作会社同士による共同制作・投資も一般的になった。高句麗を舞台に視聴率50%台をマークした『朱蒙〔チュモン〕』(2006年)は、オリーブナインとチョロクベム・メディアの共同制作だ。韓国のシチュエーション・コメディーの名手、キム・ビョンウク・プロデューサーも、チョロクベム・メディアで『ハイキック』シリーズを制作した。

 映画制作会社テウォン・エンターテインメントは、昨年初めてドラマ制作市場に参入、『IRIS-アイリス-』で韓国ドラマ超大作の可能性を示した。グループエイト、JSピクチャーズ、イ・グァンヒ・プロダクションなども多彩なコンテンツ開発やすぐれた脚本家・演出家の受け入れで、韓国ドラマを全盛期に導いた。

 ソウル女子大学のチュ・チャンユン教授は、「独立系制作会社のオリジナリティーあふれる放送コンテンツ開発や試み、常に付加価置を生み出そうと努力する姿勢が、現在のような『韓国ドラマのルネサンス期』を築き上げた」と話す。


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パク・セミ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
by joonkoala | 2010-07-21 06:36 | 韓国ドラマ
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