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Kstyle10/11☆韓国版「のだめ」チュウォン“日本版と同じく表現するの不可能…白目をむいたりはしない”




*Kstyle 10asia |2014年10月11日18時36分
韓国版「のだめ」チュウォン“日本版と同じく表現するの不可能…白目をむいたりはしない”



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写真提供=SIMエンターテインメント



パン職人、刑事、医師に続き、今回は音楽の天才だ。俳優チュウォンが13日に韓国で初放送されるKBS 2TV月火ドラマ「ネイルもカンタービレ」(原作:「のだめカンタービレ」)を通じて再びお茶の間を訪れる。昨年、チュ・ウォンに「2013 KBS演技大賞」で最優秀賞を与えてくれた「グッド・ドクター」以来、1年ぶりである。

本当に色んな困難が多かった作品だった。二ノ宮知子が書いた漫画を原作にした「のだめカンタービレ」は、ドラマと映画バージョンにそれぞれ制作され、全世界を熱く盛り上げた。また、その人気を証明するかのように、韓国のドラマバージョンの制作は難航した。作品はもちろん、出演を決めた俳優の立場でも大きな負担にならざるを得なかった。

7日、江原道(カンフォンド)鉄原郡(チョルウォングン)に位置したモーニングカムビレッジ(MORNING CALM VILLAGE)でチュウォンと会った。「早く放送が始まってほしい」と話を切り出した彼は、「次回作の選定をめぐって苦心に苦心を重ねたが、結局、今僕に一番必要な作品を選んだ」という言葉で「ネイルもカンタービレ」を説明した。放送を1週間後に控えた彼の表情には期待と共に自信が垣間見えた。

―髪をかなり伸ばしたように見える。体重も結構減ったようだし。

チュウォン:ドラマのためだ。体重は6kgぐらい減らした状態だ。

―一週間後に初放送だ。気分はどうなのか?

チュウォン:すごく緊張しているが、一方では早く放送が始まったら良いとも思う。本当に面白いと思う。原作がすごく素敵なので視聴者によって評価が分かれるかもしれないが、作品が公開されたらまた評価が変わると信じている。

―台本の最終版を見たのか?思った通りに作られていたのか?

チュウォン:面白かった、ハハハ。16部作だからか、ドラマ前半の展開がとても速い。音楽的な部分もたくさん表現された。視聴者が望んでいる部分を上手く盛り込んだ気がする。

―演出を担当したハン・サンウプロデューサーが「原作を見ないでほしい」と話したそうだが、確実に差別化を置くという彼の意志が感じられる。

チュウォン:すでに原作を全部読んだ作品だった。「のだめカンタービレ」の大ファンだったからだ。プロデューサーがそんな話をした意図は理解する。ただ、僕は“あの方”(「のだめカンタービレ」で千秋真一役を演じた俳優玉木宏)じゃないから、彼と同じように表現することは最初から不可能だ。また、僕たちはその作品をまったく同じように描くために集まったわけでもない。原作やキャラクター、状況などが似ているから仕方ない部分もあるが、重要なのはその中で僕たちがどのように表現するかである。

―作品に入る前にかなり長い期間、指揮とバイオリンのトレーニングを受けたと聞いた。

チュウォン:練習は5~6ヶ月間くらい行った。ミュージカル「ゴースト」に出演していた時も、舞台に上がる直前まで控え室で練習をしていた。特に、指揮は以前、キム・ミョンミン先輩がドラマ「ベートーベンウィルス」で印象的な姿を見せてくれたじゃないか。そのため、より多くの時間を費やすしかなかった。これに、韓国版では原作で登場する曲よりも曲が2~3倍多く登場する。どんなに時間がなくても、1日に1~2時間は必ず練習しようとした。

―似たようなキャラクターで圧倒的な演技を披露した俳優がいるということは大きなプレッシャーになると思う。チュウォンにとって、キム・ミョンミンを乗り越えられるかがもう一つの課題になるだろう。

チュウォン:乗り越えられるかではなく、どうやって違うように見せるかという問題だ。「ベートーベンウィルス」でキム・ミョンミン先輩は指揮、雰囲気、表情などを通じて感情を表現した。そんな年齢から来る年輪と表情においては、僕の方がきっとかなり物足りない感じになると思う。だから、僕は技術的な部分に努力を注いだ。視聴者も同じスタイルは望んでいないと思う。違うスタイルを作ってお見せしたい。

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―それでは、チュウォンが演じるチャ・ユジン役の違いは?

チュウォン:オーケストラとより多くコミュニケーションを取る指揮者だ(笑) 神経質で悪口もたくさん言うが、もう少し率直に感情を表現する人物だ。

―日本のドラマでは千秋真一役がかなりコミカルな姿で描かれた。これは漫画「のだめカンタービレ」でも一貫した雰囲気でもある。

チュウォン:僕が演じるチャ・ユジンはコミカルなキャラクターではない。もちろん、そのようになる状況はある。でも、白目をむいたりはしない(笑) リアクションはあっても、わざとコミカルに演じることはないだろう。原作のファンが心配する部分もそこだと思う。日本のドラマ特有の感じを多く盛り込まないように変えた。

―ソル・ネイル役を演じるシム・ウンギョンとの呼吸はどうなのか?演技が非常に上手い女優だ。

チュウォン:今回の作品でシム・ウンヨンの演技はとてもハイトーンだ。そして、僕はそれを抑える役割を果たす。最初は彼女のトーンに追いついた方が良いのか、それとも僕が抑えた方が良いのかとたくさん悩んだ。実は、プロデューサーは一緒に追いついた方が良いと話した。でも、そうしなかった(笑) 後で出来上がった台本を見て、僕の選択が正しかったと思った。

―サヴァン症候群(自閉症や知的障害を持ちながら、ある特定の分野で卓越した才能を発揮する症状)を患っている医師のキャラクターに続いて、今回は音楽の才能に扮している。また、11月には映画「ファッション王」でモデルにも変身する。このように変化の幅が大きいキャラクターを好む理由はあるのか?

チュウォン:これといった理由はない。俳優の特権でもあるような気がする。このように毎回新しいことを学んで、感じられることが本当に面白い。作品ごとに一つずつ深く入り込むことはできないが、少しでも学べるということが俳優として感じる大きな醍醐味だ。

―「ネイルもカンタービレ」はチュウォンにとってどんなドラマとして記憶されると思う?

チュウォン:正直に言うと、これまで僕が演じてきた作品を振り返ってみると、若い視聴者が好きそうな作品はなかったと思う。でも、「ネイルもカンタービレ」は若い世代と中高年層を全員満足させられる作品だ。クラシック音楽を扱うという点がそうで、明るくて軽快なトーンの物語だからだ。「グッド・ドクター」以来、次回作を選ぶのに本当に苦心した。会議だけでも1ヶ月以上費やしたほどだ。僕がこの作品を選んだ理由は、今の僕に一番必要な作品だと考えたからだ。また、それが人々が望むものであると信じている。

元記事配信日時 : 2014年10月08日08時00分 記者 : キム・グァングク、翻訳 : ナ・ウンジョン
by joonkoala | 2014-10-14 06:45 | 韓国ドラマ
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