人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Kstyle7/20☆PSY「江南スタイル」1周年…“記録の男”のビフォー&アフター




*Kstyle PSY「江南スタイル」1周年…“記録の男”のビフォー&アフター
10asia |2013年07月20日17時29分


Kstyle7/20☆PSY「江南スタイル」1周年…“記録の男”のビフォー&アフター_a0087238_20254688.jpg



昨年の7月15日、PSYの「江南(カンナム)スタイル」がこの世に公開された日だ。PSYの6枚目のフルアルバム「PSY6甲PART1」のタイトル曲である「江南スタイル」は、独特でコミカルな内容のミュージックビデオと誰もが簡単に真似できる“馬ダンス”で全世界において圧倒的な人気を集めた。YouTubeとSNSを通じてPSYのミュージックビデオが急速に広がり、「江南スタイル」はグローバル興行の神話となった。すでに韓国では特有の個性あるキャラクターと情熱的なパフォーマンスで大きな人気を博していたPSYは、「江南スタイル」で全世界においてPSYスタイルを証明した。1年が経った今、「江南スタイル」は変わらない人気を博している。12日「江南スタイル」は各国のiTunesチャートで(ベトナム2位、マカオ3位、ブルガリア7位など)で依然として上位圏に入っている。「江南スタイル」1周年を記念して「江南スタイル」を起点にしたPSYの人生のビフォー&アフターを見てみたい。


Kstyle7/20☆PSY「江南スタイル」1周年…“記録の男”のビフォー&アフター_a0087238_20255589.jpg


Before:デビュー13年目、実際の活動期間は4年?

PSYは2001年にデビューしたが、活動をした期間は4年程度にしかならない。これも記録なら、記録と言えよう。PSYは1stアルバムのタイトル曲「鳥」で人気を集めた直後、大麻取締法違反の疑いで罰金刑が言い渡され、1年あまりの自粛期間を過ごした。そして、産業技能要員として35ヶ月間代替服務、現役として再入隊して約2年間、歌手活動のほとんどを裁判と軍隊の義務を遂行するために使った。

しかし、PSYは「Champion(チャンピオン)」「楽園」「芸術だ」など、曲を発表するたびに人気を博した歌手でもある。大麻吸引による自粛期間を終えて帰ってきたPSYは、2ndアルバムでパク・チユンの「成人式」をパロディして人気を集め、3rdアルバム「Champion」で再びPSYブームを巻き起こした。産業技能要員として服務しながらもLexy(レクシー)の「Idiot」とイ・スンギの「俺の女だから」のようなヒット曲を作曲した。長い間、テレビ業界に姿を見せなかったが、PSYの存在感を確実に感じることができたのだ。

PSYの人生で最も屈辱的な記録は、おそらく現役として再入隊した瞬間だったはずだ。産業技能要員服務当時、不誠実な服務態度が問題となり、1年余りの時間を裁判に費やしたPSYは、結局現役として再入隊を通知される。55ヶ月の軍服務期間と訓練所に2度も行くということは、韓国の男性が経験したことのない珍記録だ。PSYだけが持つ苦難の記録が、彼を初心に戻し誕生させた「江南スタイル」の原動力だったのかもしれない。

Kstyle7/20☆PSY「江南スタイル」1周年…“記録の男”のビフォー&アフター_a0087238_2026496.jpg



After:過去12年間よりもさらに大きな1年

12日、PSYは歴代5番目となる公式チャンネルの訪問者数30億を突破した。「江南スタイル」のミュージックビデオ再生回数は17億を超えている。個人のチャネルでは歌手リアーナ(約38億5,855万ビュー)とジャスティン・ビーバー(約38億4,207万ビュー)に続き、3人目だ。1年が過ぎたが、依然として新記録を更新しているのだ。

PSYが韓国内外で成し遂げた記録はこれだけではない。PSYは「江南スタイル」で「YouTube最多再生回数」「YouTube最多推薦(いいね・like)」を記録し、「YouTubeで再生回数10億回を初めて突破した動画」と共に「GENTLEMAN(ジェントルマン)」が4月13日に公開された後、公開初日で計3,840万9,306回の再生回数を記録し、PSYは「公開初日最多再生回数」という世界新記録を成し遂げた。こうして、PSYは4回もギネスブックに認定される珍記録を残した。これ以外にも昨年10月4日、ソウル市庁の広場で開催された「ソウルスタイルコンサート」がイギリスのギネスワールドレコーズから「最大規模の江南スタイルダンス(Largest Gangnam Style dance)」というタイトルで世界記録として認定された。

音源の成績も記録の連続だった。米ビルボードHot100で7週連続2位を獲得し、イギリスのシングルチャートで1位を、そして世界30ヶ国以上のiTunes音源チャートで1位を達成した。受賞歴も華やかである。「MTV EMA FRANKFURT 2012」でベストビデオ賞を、「The 40th Anniversary American Music Awards」でニューメディア賞を受賞した。「2012 Mnet Asian Music Awards」では「今年の歌賞」をはじめ「ベストソロダンスパフォーマンス賞」「インターナショナルフェイバリットアーティスト賞」「ベストミュージックビデオ賞」を受賞し、4冠王となった。フランスの「NRJミュージック・アワード」、アメリカの「ビルボード・ミュージック・アワード」、ロシアの「Muz-TV Music Awards」などでも受賞した。さらに、6月には韓国歌手としては初めてカナダの音楽授賞式である「2013 MuchMusic Video Award」で、今年の世界的な人気ミュージックビデオ賞を受賞した。昨年11月には韓国大衆文化芸術分野の最高栄誉である玉冠文化勲章の受賞者となった。

「江南スタイル」のブームによってPSYが成し遂げた最高の業績は、おそらくK-POPの底力を見せたということだ。アジア圏のマニア層をターゲットにして進出したK-POPアイドルの音楽が、PSYが大衆的な認知度を高めるための土台となったのだ。ある人はPSYの成功について、莫大な投資をしても叶えられなかった夢を一回で成功したといって「人生一発逆転」と評価した。しかし、「江南スタイル」は40歳間近のダンス歌手が人生の試練を乗り越え、初心に戻り誕生させた曲だ。地道な情熱や変わらない初心そして彼の個性が組み合わさり爆発的な相乗効果を生み出したというメッセージをK-POPに詰め込んだのだ。

現在PSYはアメリカで新曲の作業中である。PSYの新曲が「江南スタイル」「GENTLEMAN」に続き、新記録を達成することに期待したい。

元記事配信日時 : 2013年07月15日17時43分 記者 : パク・スジョン、翻訳 : チェ・ユンジョン
by joonkoala | 2013-07-20 20:27 | K-POP
<< FASHION HEADLIN... Kstyle7/20☆パク・シ... >>