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yomiDr.(ヨミドクター)9/9☆ペ・ヨンジュンさんにお会いしました*石井苗子




*yomiDr.(ヨミドクター)   2011年9月9日
ペ・ヨンジュンさんにお会いしました*石井苗子

(おそらく人生で1回だけの出来事になると思います)


 人生で一回だけだろうと思うこと、みなさんにもあると思います。 映画「親愛なるきみへ」の特別試写会が9月9日(金)、夕方6時から、宮城県石巻市の鹿妻小学校体育館で行われます。災害支援ボランティア「チーム夢」の主催で上映終了後、私も30分お話しさせていただきます。このブログをお読みになっている方にもしかしたらお会い出来るかもしれない。まさかとは思いますが、人生に「まさか」は、つきものです。

 私が活動している「きぼうときずな」の代表は、かねてからペ・ヨンジュンさんに御礼を言う機会を待っていました。まさか会えるとは思っていらっしゃらなかったでしょうが、日本の代理店の方にお願いして9月4日の埼玉スーパーアリーナでのペ・ヨンジュンさんが出演されるイベントに行く予定でした。ところが代表は、同じ日に学会にも出席しなければならず、もし会えるとなった時に間に合わなかったらどうするかが問題になり、私に代理として待機するようにと、前日になって連絡が来ました。

 イベントは17時からでしたが、ずっと早い時間に駐車場に入り車の中で寝て待ってました。携帯の音で飛び起きた時には自分がどこにいるのかわからないぐらいグッズリ寝てしまっていたようです。

 「移動をお願いします。代表が間に合わない可能性が出てきました」

 代理店の方もさぞ大変だったのではないかと思います。肝心の「きぼうときずな」の関係者が誰もいないのでは、面子丸つぶれになってしまいますから、走って地上に上がりました。

 携帯がなかったら代理店の方とすら会えなかったかもしれません。延々と歩いて約束したゲートの前で合流し、やっと楽屋付近のゲートに到着し、入館証を首から下げ、関係者と合流し、出演者の出入り口に着きました。そこで待つこと30分です。

 足が棒になってきて、もう帰ろうかと思い出した頃、「どうぞ奥へ」と言われました。とうとう代表は間に合わずです。私は感謝状を右手に、廊下の真正面、ドン詰まりのところに立っていらっしゃるペ・ヨンジュンさんを目指して歩きました。廊下の左右に関係者がズラッと並んでいて、ご本人の両脇も関係者が囲むように立っていて、まるで大奥の映画のような(男性ばかりですが)風景でした。

 韓国語の通訳者を通して活動報告をしましたが、お互いが通訳者の顔ばかりを見て話をするような状態で、握手はおろか、名刺も渡せず、かろうじて「活動メンバーに見せる写真を一枚取っていいですか」と申しましたところ、あの透き通るようなスマイルが返ってきました! ところが、代理店の方がカメラを用意した途端にオフィシャルカメラマンしか写真を撮ってはならないと言われ、結果的に証拠写真が手元に残りませんでした。公式写真をどうやって手に入れようかを、これから代理店の人と考える結果になりました。

 終了後はグッタリ疲れてしまい、代理店の方とビールです。私にすれば「まさか」の連続です。代表は来ないし、感謝状の内容を説明するので精いっぱい。「まさか」は他にもありました。

 アリーナでウロウロしていたときに何人もの女性から「聖路加での医療支援車の公開展示会に行きました」と声をかけられました。そして何万人といる会場の廊下で、「ヨン様メール」の代表の方と偶然お会いしてお写真です。これも「まさか」のひとつでした。

 「欲しいものは追いかけたり、工作を巡らしたりすると逃げる」。これは昔ビートたけしさんから聞いた言葉です。映画監督になりたくて作品を作っても業績を上げられなくて諦めかけたころ、外国の映画祭から評価され開花したとおっしゃっていました。「まさか外国の映画祭から?」だったそうです。

 菓子メーカーのロッテから「きぼうときずな」にキシリトールガムを10万個寄付してくださる話もあります。そんなには配れませんので、他の県にもお話を回していこうかと考えています。「まさか」という数ですが、ガムで口腔ケアは定着しつつあります。

 うれしいご配慮です。ありがとうございます。良い「まさか」は人生に夢を作り出すようです。
by joonkoala | 2011-09-10 06:18 | ぺ・ヨンジュン
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